Lake Ann

Lake Ann, Mount Baker, North Cascade National Forest, Washington State, USA

日時:    2023年9月2日 9:20〜16:20

天気:    晴れ、程よく雲がちらほらする良好なハイキング日和

距離: 往復約13.9km (最も近いパーキングから)

標高差: 624m

最も気に入っている写真:


Lake Annのトレイルヘッドには小さなパーキングがあります。この日、土曜日の朝9時にすでに駐車場はいっぱいで、周辺の路上にもちらほら車が停まっていました。私たちは下のHeather Medowのパーキングまで戻り、そこから歩いてLakeAnnのトレイルヘッドまで行ったので、片道20分、往復で40分余計に歩かなければなりませんでした。やはり早起きは三文の徳、あと30分早く起きていれば、苦しい思いをせずに済んだのに。。

ここはMount Bakerのスキー場近くにあるトレイルなので、スキーロッジ(夏もオープン)には軽食も売ってますし、水洗トイレも完備されているので非常にありがたいです。

Lake Ann どこまでも透明な美しい水



ハイキングルートはとにかく絶景の嵐。川越えあり、ガレ場有りの楽しいハイク。Mount Bakerも良く見えます。Bakerの氷河も美しかった。




Mount Baker 標高3288m。日本人コミュニティーでワシントン富士とも呼ばれている。サミットアタックは危険。かなりのスキルのある人しかできないそうです。


ここ↓ が今回のハイクの終点。Mount Shuksanの氷河とLakeAnnとGari


Mount Shuksan の氷河。とてもダイナミックで圧倒されました。


このコース、まずは一気に300mの標高差を下るところから始まります。ということは、帰りの一番しんどい時に登りが続くということ。往きは良い良い帰りは怖い〜♪

スタートして最初の1/3は木影&下りの穏やかなハイク。中盤は炎天下、平坦なメドウを歩き、ラスト1/3はガレ場で標高差300mの登り。下の図でもわかるとおり、最後、湖までのラストスパートがかなりきついです。ガレで足元も不安定なので、しっかりしたハイキングブーツとポールが役立ちました。

湖でランチ休憩後、帰路につきますが、今度はガレ場の下りがかなりこたえました。疲れているので下りは慎重に。今回は日ごろの運動不足がたたりました。7〜8月、諸事情で山に登れず、この日はシーズン初(もう9月なのに遅!)のハイキング。往復7時間(休憩こみ)、最後駐車場へ向けての登りはもう体力の限界を感じて、ほんとに車まで戻れるのかと心配になる程、かなりきつかったです。このコース、速い人は片道2時間15分(往復4時間半)くらいで行けるようですが、私たちは往路2時間45分、復路2時間55分もかかってしまいました。オットは一番苦しかったのが往路湖までのガレ場登りと言っていますが、私は復路駐車場までの最後の登りプッシュが一番キツかった。

日ごろの運動不足の上に、5月から続く腰痛と原因不明の左足首の浮腫というトラブルを抱えながらの無謀とも言えるチャレンジ。今回足首にサポーターをつけて歩いたので、ハイキングの後も浮腫が出ずに済んで一安心でしたが、なぜか履き慣れたハイキングブーツで、復路の途中で足の小指の爪に激痛が走るというトラブルが。。帰ったら爪の生え際が紫色に内出血していました。オットも日ごろの運動不足で、体力があまり無く、前半戦かなりスローはペースで登っていました。さらに後半は左足膝下の筋を痛めてしまい、苦しいハイキングになってしまいました。やはり日ごろのトレーニングは大切です。

でも苦しくても、自分の足で歩いた者にしか見られない美しい風景は、心を豊かにしてくれますね。




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